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櫻井 海都

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ブラック企業では、労働力を酷使される。

2014年06月16日

ブラック企業の大きな特徴は3つあると前回も述べさせて頂いた。

 

ブラック企業の大きな特徴3つのまとめ。

 

1、経営者・上層部に起因する問題
2、組織の欠陥
3、給与・待遇の問題

 

今回は「3、給与・待遇の問題」について私の実体験をまじえお話ししていこうと思う。まず、給与・待遇の問題点はその中で細分化すると・・・

 

・激務で長時間労働・過重な責任
・人事考課制度や給与システムの意図的な運用
・薄給の上に経費が自腹。
・ノルマ未達成の苛烈なペナルティ
・心身の健康を害するほどの身体的・精神的ストレス
・スキルアップとキャリアアップは皆無
・資格取得のノルマ化
・忌引制度の有名無実化

 

以上の8つにふりわけることができる。

 

私の経験談になってしまうが、何故激務で長時間労働・過重な責任をしいられるのかというと、一番の問題点は慢性的な人員の欠如によるものである。

 

ブラック企業がブラック企業たる根本的な原因のひとつに人が定着しないという文化を持っている企業ということがあげられるが、人員が欠如してしまうことによりあらゆる仕事を兼任しなくてはならなくなる。そのため、仕事量と内容に対して人数が絶対的に不足する。作業量が荷重であるにもかかわらず、人が定着せず慢性的に人員不足なため増員や分業を行うことができない。

 

私が就職したブラック企業はまさしくこれ。せっかく大金をはたいて人を補充したのにも関わらず、教育システムや企業体質等の、社内でのごたごたにより人が定着せず人がどんどんやめていく。

 

Wikipediaには”例えば技術的な知識の浅い素人が「セールスエンジニア」「技術営業部」などの肩書きで、「外回り営業」をしながら同時に「自社製品のメンテナンス」を兼任させ、本来は專門技術が必要な「修理作業」も行わせる。”と記載されてあるがまさしくその通りで、例えば一人の営業がご用聞きの何でも屋になってしまい、本来追うはずの数字を追うことができない。

 

また残業が当たり前なのに定時で帰らせるという文化があった。どういうことかというと、一応は退社という扱いになるのだが、会社からはノートパソコンが支給されており、事実上帰社し、仕事をするはめになる。「定時までに仕事をできなかったお前が悪い」と言われるが、定時に終われるほど仕事量は少なくない。

 

またタイムカードはなく、出退勤はExcelで管理。共有のファイルサーバーでしかもExcelで出退勤を管理することほど杜撰なことはない。誰でも偽造が可能だからだ。

 

そしてほぼ毎日が接待で帰りは終電。乗り遅れることもしばしばあり、その場合は自己負担でタクシー帰り。もちろん残業代も発生しない。朝は早く過労や労働災害に対しても自己責任論を持ち出す。つまりは全ては従業員の能力不足に起因するというスタンス。

社用の車で事故など、トラブルに巻き込まれても、何故だか自己負担。会社が負担しようとしない。

 

人事制度は絶対評価であり担当者に気に入られるかどうかが勝負の分かれ目。超適当な評価を下される。その評価は本業以外での評価がその大半を占めており、わけのわからない人事が行われることは日常茶飯事。

 

例えば営業をやったことがない人間がいきなり営業部長に抜擢されたり、人事をやったことのない人間がいきなり人事部部長になったりという意味不明な人事が日常茶飯事に行われている。

 

組織に軸がなく、いつもフラフラしており、それを何故かポジティブにとらえているという社風がある。

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