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櫻井 海都

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【ブラック企業体験談】クラッシャー上司の取り計らいにより、どんどん孤独になっていく私

2015年04月17日

増山は私に心配の電話をかけてきてくれた。しかし、私も日々クレーム処理に追われ、それも決まって増山との約束の時間になると、クレームが起きるという悪循環が続いた。

 

私もそこまで仕事に対し、業界に対し熟知しているわけではない為、また雑な引き継ぎにより契約内容が確認できないため、それを社内外に対し、逐一確認しなくてはならなかった。

 

そしてその確認した出来事もクラッシャー上司への耳に入り、なんでそんなことも知らないのだとクラッシャー上司の手下たち、要するに役職者を通じて私の元へ通達される。

 

それも私の知らない契約内容や取り決めが日に日に明らかになり、それは溜まりに溜まり収集が付かない状態になっていく。私の知らない、そして会社も知らないその契約内容や取り決めは、すべて私の責任となり、すべて私の悪評かに繋がっていった。

 

さらに収拾がつかないため、上司に相談するも、軽くあしらわれ、そんなことは自分で処理しろと言われる。そして相談した事実とその内容は全てクラッシャー上司のもとへ伝わり、さらにそこから役職者の手によって私へ落とされる。

 

もとは自分がまいたタネとはいえ、私はどんどんと追い込まれていった。

 

上司に相談するも、どういうわけか、自分で処理するようにと促され、一切アドバイスを貰えることも無く、逆に相談したことを厳しく咎められる。クラッシャー上司との一連の出来事が起こるまでそんなことはなかったのに、手のひらを返したかのように役職者は敵に回った。

休みも無く、日夜関係なく私の携帯が鳴り響く日々。休日も外部からの電話に振り回され、休日にも関わらずクレームが立て続けに私のもとに来るという悪循環が続いた。休日でも数十件の電話が入り、心を休めることの出来ない日々。

 

私の精神状態も既に限界に達しようとしていた。

 

 

【ブラック企業体験談】クラッシャー上司の罠によりどんどん追い込まれていく私

2015年04月16日

その後の日々は地獄だった。部長を敵に回すとどのようなことが起きるのか身をもって味わった。全てが監視されていると言う状況は本当に辛い日々だった。

 

どんな些細なことでも報告が入る。それも社内はもちろん、社外からの情報も全て筒抜けだった。そんな仕事がやりにくい状態が続いた。それに拍車をかけるようにクラッシャー上司からの間接的な私への提言は日に日に増していった。

 

事細かにチェックが入り、中には私が知らないこともあり、知らないということで厳しく咎められ、なんで知らないのだと言われても、それがあること自体知らなかったということしか言えず、それならばなんで聞かないんだと言われ、知らないのだから疑問にも思わず聞くことさえ出来ないといい、そんな会話が延々と続くこととなった。

 

さらに、役職者がクラッシャー上司に巻き込まれることで、私はどんどん孤独になっていった。そして諏訪からの雑な引き継ぎにより、社外からも毎日どんどんクレームが起きる。私の知らない勝手な契約が事細かに結ばれており、その引き継ぎが全くなかったため、毎日一度は私が引き継いだクライアントからクレームが入るという日々が続いた。

 

もちろんそれは全てが私の責任となり、私の社内での立場はどんどん悪くなっていった。しまいにはそれまで味方だったはずの副社長のシゲキまでもが、私は仕事をしていないということになり、私の周りには味方がどんどんいなくなっていった。

私はそのことを誰にも相談することが出来ずにいた。

 

そんな様子をみてブラック企業改革派の増山が私に声をかけてきてくれた。

 

「大丈夫か?ちょっと時間つくれないか?」と。

 

私と増山は約束をとりつけ会う時間をつくることにした。だが、私はそのとき既に社内外から振り回される状況に陥っており、合う時間になると決まってクレームが入るため、合うこともままならず、結局その会合は開かれることは無かった。

【ブラック企業体験談】広がるクラッシャー上司による私への包囲網。

2015年04月15日

ここからブラック企業での私の転落が始まることになる。私の知らないところで置きた些細なミスにより、私は次第にクラッシャー上司に追い詰められていくこととなる。

 

しかもクラッシャー上司は私に直接言うのではなく、他の社員を利用して私に間接的に伝えるという手を使ってきた。何故なら白髪のクラッシャー上司が私に直接何かを話すと、すぐに副社長のシゲキに報告される為だ。そのためある程度の役職のついた者を仲間に付け、その役職者から私に伝えるという方策をとっていた。

 

そのようにして、クラッシャー上司から私への攻撃がはじまった。

 

それからというもの、ちょっとしたミスでもかこつけて、その役職者から間接的に私に指導が入るようになった。それは明らかにクラッシャー上司しか知ることの出来ない内容だった。その包囲網は取引先にも及び、私の動きに関する些細な情報でもクラッシャー上司のもとへと集まる体勢をつくりあげた。例えば仕事上どうしても取引先に確認し、内容を確認しなくてはいけないことがでてくる。

 

私以外からの問い合わせに関しては基本的にスルーなのだが、私が問い合わせた時だけ厳しくチェックが入るような体勢をクラッシャー上司はつくった。徹底的に監視するという方法だ。

 

そのため、仕事がやりにくくて仕方がなかった。どんなことでもクラッシャー上司に報告が入るため、うかつに問い合わせができなくなった。なぜなら、外部の取引先はすべてクラッシャー上司の味方であり、それは何故であるのかと言えば、基本的にクラッシャー上司によって主要取引先が決まるからだった。

 

つまりはどの商品を重点的に売っていくのか等は、外部に対しては全てクラッシャー上司の手に握られるようにみせている。前もかいたように、現実は、それぞれが好きなものを売っているだけなのだが、あくまで外部に対してはそういうことになっている。

 

お金がらみの引き合いがあるため外部取引先からすればクラッシャー上司と手を組んだ方が都合が良い。当たり前のことで、外部には社内の事情なんて一切関係ない。

 

しかし私も、これら一連の動きはクラッシャー上司からだということはわかってはいるものの、本当にクラッシャー上司からの提言なのか、証拠が無いため、どうすることもできない。

 

その後、私はどんどん追い詰められていくこととなる。

【ブラック企業体験談】理不尽な些細なミスにより、追い込まれることになった私。

2015年04月14日

ある日、私は仕事上のミスをした。それは些細なミスだった。特定される恐れがあるため詳しくは書くことが出来ないが、それは些細なミスだった。私の前任の担当である社畜社員諏訪からの引き継ぎがうまく言っていなかったことによるミスだった。

 

もちろん私には非はない。

 

ただ、クラッシャー上司はそこに目を付け、私に責任があると非難した。私は電話で1時間以上に渡り、クラッシャー上司と話し、ことの成り行きを話した。しかし、クラッシャー上司はどうしても私に責任があると押し付けたいと思っているようだった。

 

私が何を言おうがクラッシャー上司の言うことは疑いようのない事実であり、一見すると正しいことのように思える。

 

咎めるのならば、そういう契約をした諏訪を咎めてくれ・・・そしてそれを伝えなかった諏訪を処分してくれ・・・といいたかったが、その諏訪は既に退職しており会社にはいない。

 

では誰に責任を・・・と言った時に、それは全て私の責任となった。考えてみればそれは当然のことであるのだが、全てを全て私の責任にするのは非常におかしい。私は引き継ぎの際、何度も時間をつくれないものかとクラッシャー上司に対して提言していたし、このままでは絶対に漏れが出ている可能性が高いので、忙しいかも知れないが、漏れの無いような引き継ぎの仕方を考えてほしいと何度も何度も毎日提言していた。

 

だからこのミスは、上司の監督不行届であるし、引き継ぎの際、その契約に関する一切の伝えられていなかったのだから、その契約について知る由もない。

 

それを未然に防ぐのが上司であり、そういう情報は知っておくべきである情報だ。

 

しかし、それをクラッシャー上司も知らず、もちろん私も知るはずはない。だから、起こるべきして起こった事象であるから、諏訪、もしくはクラッシャー上司が責任を取るべきことのように思う。

 

結局、その会社との契約は破棄されてしまった。

 

そして全責任は私に押し付けられると言うことで話しがまとまった。

【ブラック企業体験談】クラッシャー上司、対策包囲網を張る私、改革の準備は徐々に出来ていた・・・しかし。

2015年04月13日

私が、副社長シゲキと協力体制を築く少しまえ、実は大須とも協力体制をとっていた。

 

ブラック企業に入社後大須もすぐに社内が異常なことには気がついていた。だからどうして、どのように改革を進めるべきか迷っていた。そこに調度タイミングよく私の一連の出来事による話があり、そこで私と利害は一致し、話を進めていくこととなった。

 

私はKと大須とお酒の席を設け、改善すべき点を話し合った。

 

大須によると全ての改革までに五年は要するというものだった。私とKは「五年も待てない、一刻も早くこの状況を改善してくれ」と大須に願い出た。しかし回答はやはりすぐにはかえることが出来ないというものだった。

 

わかっていたが、これからのことを思うと気が重くなった。おそらくこの後、クラッシャー上司からの反撃はあるだろう・・・。それに打ち勝つ為には今すぐに関係各部署と連携し改革を行なっていかなくてはならない・・・。

 

しかし、それには時間がかかるという。

 

私はクラッシャー上司がどのような手に出て来るのかはわからないと思い、焦っていた。クラッシャー上司も馬鹿ではない。どこかで交戦をしかけてくるはずだ。何せ、自分の社内でのポジションが上場企業の看板をぶら下げ、何処かから来た新人に荒らされようとしているのだから気が気で無いことは誰がみても明らかだった。

 

そして、それは時を間もなくして訪れることとなった。

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