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櫻井 海都

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【ブラック企業体験談】入社4日目、ブラック企業では全ては自己責任と言う名のもとに理不尽な処理をされる。

2014年10月17日

ブラック企業社畜社員である諏訪の同行で私は、諏訪のクライアント先の同行をすることになった。

 

しかしこの時の私には名刺さえ用意されていなかった。だから一応は名刺を渡そうとするものの、名刺を切らしてしまった体(てい)でごまかしていた。

 

営業部に配属されることが決まったのだから通常なら、入社前に最低限、デスクと固定電話、そして携帯電話と名刺くらいは会社が用意しておくべきだと思う。しかし、私が入社したブラック企業では、仕事をするためのデスクも支給されなければ、パソコン、固定電話の支給もない。さらに営業先をまわるのにも関わらず、この時点で、名刺や携帯電話も支給されなかった。

 

さらにいうと、私の場合は名刺の支給でさえ、1ヶ月以上かかった。しかも相当頼み込んで一ヶ月もかかった。1日に何度訴えたことだろう。早く用意してくださいと何度も話した。その度にすぐに用意するとの返答。しかしいっこうに名刺は出来上がらない・・・の毎日。アスクルに頼めば一日で出来上がってくるというのになぜか名刺を支給されるまでに一ヶ月以上。まったくわけがわからない。

 

さらにもっというと、携帯電話の支給は二ヶ月先までなかった。固定のデスクはもっと先だ。だから前回の1日1時間だけ使えるデスクからの卒業、つまり私が社内遊牧民から卒業するのはかなり後になる。

 

そもそも、今時、営業が携帯電話を持たないなんて、外出中にどうやってクライアントと連絡をとればいいのだろうと思う。クライアントによっては緊急性の高い用件の場合もあったし、実際その場で連絡を取らないと大きなクレームに発展する恐れのあるクライアントもいた。

 

それなのにも関わらずこの実態。しかもどうしても納得のできないことに、携帯電話さえ支給されず連絡が取れないのは、会社側の過失であるのにも関わらず、クレームに発展した場合は私の責任となった。

 

また業務上ノートパソコンは必需品で、必需品であるノートパソコンの支給は、さらに後。ノートパソコンがないおかげでどれだけのクライアントに迷惑をかけたか一体わからない。さらにその件については会社側の責任ではなく、全て私の責任として処理された。つまり会社はただ存在するだけ。会社は決して守ってはくれない。

 

しかし、この時点では私はまだまだ余裕のある方だった。私の唯一の同期であるKなんて引き継ぎを行った時点で名刺もなければ携帯電話も、もちろん支給されておらず、ノートパソコンももちろんない。メールアドレスも割り振られておらず、メールメインでやり取りするクライアントとは連絡が取ることができず、クレームに発展したこともあるようだった。

 

Kの場合、携帯電話は前の担当からのものをそのまま引き継ぐこととなった。しかも恐ろしいことに、相手側からすれば引き継ぎを行った認識がないクライアントが大半だったという。つまりクライアントとしては連絡をとりたい相手が急に変わってしまったことになる。Kからすれば、自分宛にかかってきた電話ではないのだからこそ、お互いが混乱しそのままクレームに発展することもあったようだ。

 

さらに、引き継いでいる最中は電話がなる気配がなく、何もなかったのにも関わらず、Kが携帯電話を引き継いだ初日からクレームの嵐。全く意味不明の電話がかかってきて対応に困ったようだ。このことについては私が転職したブラック企業を語る上でとても大事なことであるので、後々詳細について話していくことになる。

 

ともかく私は諏訪に同行し、諏訪のクライアントをまわっていった。1日に5件程度が限界だった。これをKは1日20件こなしている・・・ただの同行でさえ、5件程度が限界なのに、1日20件とは一体どんな引き継ぎを行っているのだろう。私はふとそんなことを考えた。

 

 

つづきはこちらから【ブラック企業体験談】私が転職したブラック企業では、しばしば不可解な人事が行われていた。

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