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櫻井 海都

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【ブラック企業体験談】私が転職したブラック企業は常に混沌としており、個人商店の集まりのような社風だった。

2014年12月03日

私が転職したブラック企業は、例えて言うのならば個人商店の集まりのような企業だった。一人当たり数百ものクライアントが割り振られ、自らの裁量をもって責任を持ちそのクライアントを担当する。

 

それぞれのクライアントとは基本的にそれぞれの携帯電話で行う。つまり、会社にはほとんどの場合、電話はかかってこない。全てのクライアントは直でそれぞれの営業が持つ携帯電話に電話が入る。

 

一人当たり数百のクライアントを受け持っているため、時間帯によっては引っ切りなしに電話がかかってくる。それは同時にまったく仕事にならない状態が延々と続くことを意味する。

 

電話の最中にも、割り込みで電話がプップップと鳴り響き、切っても切っても次から次へと処理することも出来ずに案件が溜まっていく。だから携帯電話を肩に挟み込み、電話をしながら同時にその電話の前の案件を処理していくことになる。これはかなりのストレスで、様々な案件が一気に降り注いでくる為に全く仕事に身を入れることができない。

 

営業というよりかは、電話当番のような状態。一人一人が零細企業の個人商店主のような状態。

 

しかし、最大の問題点は、組織として機能することができない点にある。

 

例えば会社としてどのような企業を目指しているのか大枠の構想がある。要するに戦略と呼ばれるものだ。その目的を達成する為には、戦術が必要となる。

 

しかし私が転職したブラック企業では、戦略はあれど、戦術がない。しかも戦略はあるといってもそんなものは絵に描いた餅状態で特別それが実行されるような物ではない。実態は、個々が好きな物を好きな業者から仕入れ、数字をあげ、またそれらを誰が管理するでもなく、だから在庫がたまっていき、売上は上がるのだが在庫は増え、在庫管理も非常に困難になっていた。

 

それぞれが個々で業者に電話し好きな商品を仕入れ、またそれが共有されることもない。だから取引先からすれば、同じ会社から同じような電話が何度もかかってきて、それを同じ会社の個々人で対応すると言う状況だ。

 

簡単に言えばひとつの企業に、それぞれが名貸しで行っているような状態。後々述べることとなるがあらゆるものが空回りしておりそれが業務を圧迫し続けていた。

 

それらをつくったのはクラッシャー上司である部長であり、これまた後で述べることになるのだが、自分で体勢をつくったが故に、問題などは隠蔽し、嘘の報告を入れ、クラッシャー上司は自分の体裁を守るためにあらゆる工夫を営業部に施していた。

 

 

つづきはこちらから【ブラック企業体験談】形式上の情報共有や管理はあっても意味をなさない恐るべきブラック企業の体質。

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