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僕は何故、スコッチグレインの靴から始まりジョンロブや、ベルルッティなど高級な革靴を好きになったのか。「好き」なことを仕事にするうえで大事な視点。

2015年05月24日

僕は情報を発信することで「最終的には「好きなこと」を情報発信することででメシを食って行けるようになりましょう」ということを提唱している訳ですが、好きを仕事にする上で欠かすことの出来ない作業があります。
欠かす事の出来ない作業というか、別に絶対に欠かすことができないと言う訳ではないのですが、やはりこうした作業をすると、その後が楽になるということがあります。

 

それはあなたが何かを「好き」だとして「それを何故あなたが好きなのか」を言葉にして分析することです。もう何でも良いからその理由を自分なりの言葉でとにかく吐き出せるだけ、紙に書きだすなどして整理するのです。

 

例えば僕は個人的にですけれども靴がとても好きです。それも革靴。紳士靴です。別に靴を仕事にしている訳ではないので、そこまでものすごく詳しくはないのですが、とにかく革靴が好きなんですね。

 

さすがに紳士靴の王者と称されるジョンロブや、見るだけでうっとりしてしまう靴と言うよりかはアートのレベルに近い靴ベルルッティのような高価な靴は今のところ買わないようにしていますが、実際に手元にそれなりの革靴をもっています。(・・・もうちょっとしたらもしかしたら買うかも・・・)

 

僕の好きなそれらは一足数十万円するし、周りから見れば多分「革靴なんて全部同じじゃん、ABCマートや靴流通センターで売ってる数千円の靴で十分だよ」と言われるかもしれませんが、やっぱり僕の場合ある程度高級な革靴にどうしても目がいってしまいます。

 

言葉にして分析すると、その理由は様々なのですが、例えば僕が世間一般で言う高級革靴を好きになった理由として次のような理由があげられます。

 

当時、数千円程度の革靴を履いていた時に、どうしても靴擦れが起きてしまったり、たったの数ヶ月程度でダメになってしまったり、そう言ったことがものすごく頻繁に起きました。

 

要するにその度に靴を買いなおしていた訳です。その度に靴擦が起きて、文字通りもう大変痛い目にあっていた訳です。そこで僕はスコッチグレインという一足3万円程度の靴を購入してみました。

 

するとどうでしょう。履き心地が全然違ったんですね。いつもは靴擦れが起きるかかとの部分や、足の小指の部分が全く痛くない。これはどうしたものだろうとものすごく驚いた訳です。

 

それに加え、3万円の靴という当時数千円程度の靴を履き潰していた僕にとってはあり得ないほど高級な革靴ということが僕の中に満足感を与えてくれました。それに履けば履くほど自分の足になじんでくるという靴の面白さ。グッドイヤーウェルト製法のためアウトソールを交換することにより何年でも履いていくことが出来る。

 

つまり今までは数ヶ月程度で捨てていた靴ですが、数年、大事に使えば数十年と一足の靴と付き合う時間が長くなる。これは当時の僕にとってはものすごく衝撃的な出来事でした。そうなるとその靴のことがものすごく知りたくなります。

 

僕はスコッチグレインで売っている靴を全て調べ、実際に履いてみたりしました。スコッチグレインの提唱しているモルトドレッシングにも挑戦しました。モルトドレッシングで靴を磨くと、もうものすごくピカピカになります。靴のつま先(トゥ)の部分とかかと(ヒール)の部分がとてもピカピカになります。鏡面磨きと言ってまさしく自分の顔が黒い靴に映り込むのです。これは僕にとってはさらに衝撃的でした。

 

履けば履くほどなじんで行く革靴。磨けば磨くほどピカピカになる靴。僕はこの経験を通して初めて紳士靴の楽しみ方を知ったのです。それからスコッチグレイン以外の靴に対しても興味がわくようになります。

 

今まで革靴のメーカーなんか全く気にしていなかった僕が、メーカーや革の種類、例えばイルチア社の革を使っている等が途端に気になりはじめたのです。それに付随して、革靴のメンテナンス方法や、最適な靴の選び方、ビスポークでの革靴のオーダーの仕方・・・もう様々なことが気になりはじめました。

 

ジョンロブ・・・・ガジアーノ&ガーリング・・・ベルルッティ・・・オールデン・・・サントーニ・・・エドワードグリーン・・・様々な靴に対して興味がわき、二足三足あれば十分だと思っていた僕は実際にそれから様々な靴を購入するまでに至った訳です。

 

どの靴にもそれぞれの特徴があり、歴史があり、僕にとってはたとえ同じ名前がつけられたモデルの靴であっても世界に二つとない靴な訳です。なめした革それぞれに味わいがあるし、中にはその時期だからこそつくれたもの、その時期でしかつくることのできなかったもの・・・たくさんの魅力がそれぞれのモデルにあるわけです。

 

同じ靴でもそれぞれに魅力がある。それぞれの靴に美しさがある。

 

でも、これって他の人から見れば、「どれも同じ靴」なんですね。でも僕には全てが違う靴に見える。それは何故か。それは一概には言えませんが、それぞれの個性や歴史、また製法や、細かいとこでの質の違いなんですね。中でもそのメーカーの歴史やブランドなんかはもう他にはない、唯一のポイントな訳です。

 

同じデザイン、同じ革、同じ製法を使っていたとしても、やっぱり、そのメーカーの歴史によってその靴の価値って言うのは全く違ってきてしまいます。それを一言でブランドと言う訳ですが、本当に面白い。

 

各メーカーそれぞれが提唱する靴のケアの方法があったりとかもう調べてくと本当に奥の深い世界なんですね。イタリアなのか、フランスなのか、スペインなのか、はたまたアメリカなのか日本なのか・・・つくる地域によっても細かな製法やデザイン、特徴が全く違います。

 

でざっくりとではありますが、ここで話したことをみてみると、僕が何故革靴を好きになったのか、どんなところが好きになったのかが見えて来る訳です。僕がなぜ、どのようなところに魅力を感じているのかがわかる。

 

そういうところを落とし込んで、自分の好きをしっかり見つめることで情報を発信していくととてもスムーズに情報発信することが出来ます。

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