【ブラック企業体験談】私が転職したブラック企業で2人のクラッシャー上司と私が密に関わる事になった経緯(その2)

当時新入社員であった私がなぜクラッシャー上司パワハラおじさんのクライアントを引き継ぐ担当として選ばれたのか。それには二つの理由がある。

 

まずひとつ目は、私の直属の上司である諏訪からクライアントを引き継ぐにあたって、諏訪は私の仕事ぶりを毎日メールでクラッシャー上司パワハラおじさんに報告していた。

 

私がどんな考えを持ち、どんな姿勢で、どのように仕事に取り組んでいるのかを逐一報告していた。

 

私も、諏訪といる時には、少しばかりの異変には気づいていたが、まさかクラッシャー上司の一人パワハラおじさんに報告しているとは夢にも思わなかった。

 

そもそも私は、入社したての頃に諏訪からクラッシャー上司パワハラおじさんは、私が転職したブラック企業での「キーマン」であると教育させられており、クラッシャー上司パワハラおじさんに気に入られ認められれば、すぐに役職もつき、上へと昇っていけると事あるごとに吹き込まれていた。もちろん、その当時の私は「自分が転職した会社はおかしいかもしれない・・・もしかしたらブラックの可能性がある・・・」と薄々感づいてはいたのだが、まだ日が浅かった事もあり、社内の事情などはほとんどわからず、こういう会社もあるんだくらいに思っていた。

 

諏訪は私に対し、事あるごとに、パワハラおじさんの素晴らしい行いについて吹聴しており、右も左もわからない私は、「パワハラおじさんはなんて素晴らしい人なんだ・・・ついでに諏訪もなんて頼りがいのある上司なんだろう・・・会社でのキーマンの存在を教えてくれ、この会社で上へ登り詰める方法を教えてくれるなんて・・・」とも思っていた。

 

諏訪は私にパワハラおじさんが諏訪の実家を心配しわざわざ他県に、しかも遠くにある実家にパワハラおじさんが来てくれた事、パワハラおじさんに仕事の基本を教わった過去などを涙ながらに私に語り、パワハラおじさんの素晴らしさを私に刷り込んでいった。

 

後日私の唯一の同期入社であるKにこの一件を話し「この会社で登り詰めるなら抑えるべき人物はぱわはらおじさんだ!」と意気投合したくらいである。

 

同時にKは、「高崎のやろうなんか、そんなことちっとも教えてくれない。高崎は会社のことを難にもわかっていない。あなたが羨ましい」と言われたくらいだ。

 

しかし、後々に発覚する事になるのだが、この事は羨ましくも何ともなく、ただ、パワハラおじさんに情報を操作されていたのだ。

もちろん諏訪が言った事はある意味間違いない。クラッシャー上司であるパワハラおじさんがキーマンである事も事実のように思う。なぜなら、私が転職したブラック企業で何よりも発言権を得ていたのはパワハラおじさんだったのだから・・・。

 

そして前から述べているように私が転職したブラック企業にはもう一人、クラッシャー上司がいる。それが白髪のクラッシャー上司スネーク(へび)だ。

 

つづきはこちらから【ブラック企業体験談】ブラック企業のもう一人のクラッシャー上司、白髪のクラッシャー上司スネーク(へび)

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