サラリーマンとしての仕事と、ネットビジネスを仕事にすることの違い。

海都です。

 

 

今はインターネットを使えば

世界中どこにいても仕事をすることができます。

 

 

もちろん、打ち合わせなど、

本当に大事な場面では顔を合わすことも大事ですが

スカイプやチャットワークなどで意見交換ができるし

ほとんどの場合はインターネットを使ってどこででも

仕事をすることができます。

 

 

世界中どこででも。

 

 

かつてないほど便利な時代に

ぼくたちは生きているわけです。

 

 

でもこれって裏を返せば不便

でもあるんですよね。

 

 

どこででも仕事ができるということは、悪く言えば

どこででも仕事につきまとわれるという

ことにつながります。

 

 

つまり、ぼくたちは便利と同時に

常に仕事ができてしまう生活を幸か不幸か

手に入れたことになります。

 

 

実際ぼくがブラック企業に

勤めていたときなんか常に24時間体制で

仕事につきまとわれていましたからね。

 

 

ノートパソコンを支給されWi-Fi機器も

貸し出されたため、どこででも仕事ができる体制を

半ば強要されました。

 

 

オフィスワークがメインの人からすれば

外でも仕事ができるなんて、なんて便利なんだろうと

思われるかもしれませんが、そんなこと全くないです

からね。

 

 

それは、オフィスでは抱えきれないくらいの仕事量が

あるということを意味します。

 

 

実際会社自体は確か夜8時くらいに

閉め出されるのですが、その後、会社以外の場所で

たとえば自宅やカフェなどで日が変わる深夜まで

普通に仕事していました。

 

 

もちろん残業代なんて出ませんし、

カフェを経費で落とすことは許されません。

自腹です。

 

その分手当が厚くなるなんてことも全くありません。

 

 

むしろサラリーマンならではの夜のおつきあいや

会食などが毎日のようにあったので、倒れそうに

なりながらも日々仕事をしていた記憶があります。

 

 

さらに朝起きるのなんて4時くらいですからね。

恒例のチェック作業があったので会社には行っていませんが

会社のパソコンに遠隔で繋げて仕事していました。

 

だから事実上、始業時間は朝4時からでした。

もちろん通勤中の満員電車でもそれは同じこと。

 

終始パソコンとにらめっこです。

 

 

さらに、深夜2時過ぎとか、深夜3時過ぎにも携帯のメールは

なりっぱなしでしたし、電話でさえ普通にかかってきます。

 

 

もう、そりゃ本当地獄ですよ。

 

 

土日祝日もそんな状態ですし

実質24時間365日無休で働いているような状態でした。

 

 

ちょっと、ほっとけば関係各所から

不在着信が十数件・・・なんてのは当たり前の世界でした。

 

そうなってくると携帯電話を見るのが

怖くなりますからね。

 

目を離すといつも

おそるおそる携帯を手にしていましたよ。

 

 

こんなんじゃまるで

オレは零細企業の社長かよ・・・そんなことを

毎日のように思っていました。

 

 

でも不思議なものですね。

 

 

前回「自由」について話しましたが

「自由」という名のもと「責任」をもって

仕事をするようになってからそれらが全然

苦になりません。

 

 

 

もちろん今は深夜に電話が鳴り響くことはないし

自分のペースで仕事をすることができますから

仕事の環境という意味では大きく変わりましたが・・・。

 

 

別に24時間体制で働いていても

苦じゃありませんし、いつでもウェルカム体制です。

 

 

そりゃ人間ですから面倒くさいときもありますよ。

実際、サボりたいときだってあります。

 

 

実際サボったこともあるし・・・。

どうしても気が乗らなくて次の日に持ち越したことも

あります。

 

 

今は自分のペースで、自分が主導権を握って

自分の責任で仕事しているのでそうなのかもしれません。

 

 

サラリーマンの時は、あくまで会社が主導権をもって

会社がすべてを決めていましたから。

 

 

仕組みもそう、もらえる給料もそう、評価もそう。

すべてが会社に握られていました。

 

 

今は全くの逆。

 

 

評価も、給料も、仕組みもすべてが自分で決める世界です。

 

 

だからこそ「自由」だし「責任」を伴うし、

やりがいがあり、エキサイティングです。

 

 

すべて評価が自分に跳ね返ってきますからね。

非常におもしろい世界ですよ。

 

 

たぶんぼくが今、仕事をしていて

別に24時間いつでもOKな体制でいても苦じゃないのは

意識の違いなんでしょう。

 

 

もちろん、やればやるほど報酬が膨らむからと

言う理由もあるのかもしれませんが、どうやら

それだけではない気がします。

 

 

実際ネットビジネスなんていくところまで

いってしまえば24時間いつでも好きなときに

好きなだけ稼ぐことができるようになりますが

その根底にあるのは「自由」と「責任」を伴う

楽しさなのかもしれません。

 

 

同じ「仕事」をしているのに

意識の違いでこんなにも変わるもんなんですね。

 

 

これまた不思議なものです。

 

 

今、ふいに思い出したのですが

ぼくが昔、好きなことを仕事にする

ことについて話したときに、こんなことを

言った人がいました。

 

 

「ぼくは好きなことを仕事にしないことにしているんだ」

 

ぼくは「どうしてですか?」と訊きました。

するとその人はこう答えました。

 

「だって好きなことを仕事にすると自分の好きなこと

以外のこともしなくちゃならないじゃん」

 

 

・・・なるほど。

 

 

このときは、ぼくは理解できないことが多かったですが

今ではこの気持ちがわかります。

 

 

「好きなことを仕事にする・・・」

 

 

一見、この言葉だけを聞けばこんな魅力的なことはありません。

でも冷静になって考えてみれば、たとえ好きなことを仕事にしよう

とも、好きなことだけをすることは、ほとんどの場合は不可能です。

 

 

たとえ好きなことをしようとも、面倒くさいことや、嫌なこと

気乗りしないことなど、そこにはいろんな要素が絡み合いますし

実際どんなに好きであろうと、苦痛な作業はあります。

 

 

やりたくないこともたくさんあります。

 

 

でも、そのすべてが仕事なんですよね。

 

 

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海都